漢字のなりたち展(大人向け)

6月から開催している「漢字のなりたち」展に再訪した。
というのも、9月下旬に入れ替えがあったのだ。
長い会期の展覧会ではよく行われていて、入れ替わるとしても数点、多い展覧会でも全体の3割程度と思っている。
なので、高をくくって、何かのついでに立ち寄って、ざっと30分程度で入れ替わった展示だけ観よう、そんな風に考えていた。
丁度、書海社の同人総会が夕方にあり、若干早めに家を出れば、余裕で拝観できると考えた。
ついでに髪と髭を整えてもらって、小ざっぱりしたところで向かって着いたのが、閉館30分前だった。
慌てて入館して、観始めたところで後悔は始まった。
同じ名称の展覧会なのに、展示物が殆ど入れ替わっていた。
観たことのない甲骨文、金文、拓本が並んでいた。
むしろ通期で展示してあるもののほうが少ない。
閉館時間を気にしながら、何とか観終わったものの、ちょっと消化不良感は否めない。
近いうちに再々訪せねばなるまい、そう思いながら総会へと向かったのである。

(恙無く同人総会に出席し、その後の懇親会では、たらふく酒を呑んで、諸先生方にご挨拶申し上げたのだった。)

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