漢和辞典が欲しい(続き)

一度、気になり出すと、なかなか止められない。
昨日、近所の本屋で辞書のコーナーへ探しに行ってみた。
すると、三省堂と学研の漢和辞典はあるのに、角川書店のは見当たらない。
あとは、小中学生向けの簡易なものが置いてある。
これは住宅街の本屋だからかと諦めて、もっと繁華街の本屋を覗いてみようと考えた。
今日は通勤途中の、駅ビルの中の本屋に行ってみる。
すると、そこは三省堂のしか見当たらない。
しかも、辞書のコーナー自体が近所の本屋よりも小さい。
これは一体どういうことだろうかと考える。
漢和辞典を必要としている人自体が、少ないということはあるだろう。
また、売れ筋の商品を効率良く仕入れて、売りさばいていくというビジネスサイクルから考えて、漢和辞典という商品は、売れ筋ではないのだろう。
おそらく、どちらの本屋も、頼めば取り寄せてくれるであろう。
しかし、見比べて選びたいのに、その選択肢の前に立つことすら儘ならない。
わざわざ探しに行かなければならないのか、と思うと、途端に億劫な気持ちになる。
たかが辞書一冊のことなのに。

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