構想中

夏の台東展の作品の締め切りが、あと1ヶ月になっているというのに、未だに作品の構想がしっくり来ない。
毎年のことなのに、いまひとつ準備不足じゃないかと言われても、何も反論できない体たらくだ。
何とか今週中にはまとめなければ、何ともならない。
もう詩文は決まっているのだけれど、どんなイメージで作るのか見えてこない。
出来れば半日ぐらい集中したいけれど、そんな時間を取ることは出来ないだろう。
何か良い手は無いかとも思うが、書かなければ何も始まらない。
とりあえず書き出してみたい。
手を動かさないことには、作品なんて見えてこない。
でもそれが自分の限界のような気もする。
書かずとも作品が見えたらどんなに良いだろう、と思う。
すべて思い通りに作品が作れたら、と考えてみるが、どこかで、それはつまらないという声が聞こえる。
何もかも思い通りになる世界なんて退屈すぎる。
そう言いながらも時間は過ぎてゆくが、まだ作品は実在してはいない。

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