之謙用毫

久しぶりに、平日の休みがとれたので、朝から書道三昧な一日を過ごした。
展覧会の締め切りが近いので、昼間に墨を磨り、夕方まで書いた。
それなりの作品にはなったのではないかと思うが、まだまだ、書き込む必要がありそうだ。
六尺×八尺で250字も書いていると、筆がいう事をきかなくなって、割れてしまう。
磨った墨だけでなく、墨汁を使う影響もあるのかもしれない。
ともあれ、いったんは切り上げて、半切の紙を切らしていたのを思い出して、バイクで買いに行った。
紙だけ買うつもりで行ったのに、良さそうな筆を見つけてしまい、衝動買いしてしまった。
それがこれ。


唐筆で之謙用毫と言うらしい。
半切でも書けるよう、大を買ってみた。
写真では判りにくいが、長さは30cmぐらいはあるだろうか。
糊を落とすために洗ったので、ちょっと穂先が乱れている。
好きな長峰なのだけれど、ちょっと固めの手応えがする。
これから使うのが、ちょっと楽しみである。

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