第63回 書海社展 陳列

今日は書海社展の陳列であった。
本来は陳列部に名前を連ねているのだから、出席すべきなのだけれど、最近、会社や家庭の都合が付かず、足が遠ざかっていた。
今年は、何とかお手伝いに行くことができた。

事前に9:30に会場に集合と聞いていたので、天気も良いので、久しぶりにバイクのエンジンに火を入れがてら、向かった。
しかし、玄関を出たら、ものすごく寒い。
金魚は冬眠しているのか、横倒しになってしまっているくらい寒い。
10代の頃は自転車で30分江戸川の土手を走り、20代、30代の頃はバイクで2時間かけて東京を横断して稽古に通っていたのに、走り出す前からめげそうになる。
それでも何とか、国府台の坂を下り、江戸川、荒川を渡る。
天気は良いのだけれど、橋の上や見晴らしの良い場所では、強風で身体ごとバイクが飛ばされそうになる。
平井大橋を渡って亀戸で曲がると、東京スカイツリーの足元を通り過ぎるが、朝なので未だ渋滞はしていない。
隅田川を駒形橋で渡ると浅草で、菊屋橋のニイミ洋食器店のコックさんを横目に眺めて突っ走り、浅草通りの終点は上野の西郷さんの足の下である。
坂を上がった所の駐車場のバイク用スペースが、旅行会社のバスツアーの集合時場所にされている。
なぜかツアーコンダクターに怪訝そうに見られている気がしたが、気にせずバイクを停めて駐車料金を前払い。
ふと見たビルの上の気温表示は3℃であった。
バイクは時速10kmあたり、体感気温は1℃下がると言われているので、軽く氷点下の中、1時間近く走っていたのだ。

会場はうって変わって暖かい。
諸先生のご挨拶と注意事項の後、会場に作品を並べてゆく。
だが、ただ並べれば良いというものでもない。
部屋の中心、作品の見栄えなど、展覧会の会場の雰囲気を作るのは、陳列の仕方にもかかっていると言えるだろう。
午前中は作品を持って右往左往しているうちに、軽く汗ばんできた。
配置に従って業者の方が、壁面に吊り込みを行う。
お昼に小休止。
午後は名札と賞札を付けて、15:30頃終了となった。
いよいよ明後日からの開催を待つばかりである。

入口はこんな感じだ。

会場の雰囲気を少しだけ。

今年は、2/3(火)~2/7(土)まで。
東京都美術館 第一展示室で開催です。
ご高覧賜りますよう、よろしくお願いいたします。

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