五貂五羊毫

久しぶりに筆を新調した。
尚香堂の五貂五羊毫である。
「ごてんおう」と耳で聞いて覚えていたのだけれど、筆軸をよくよく見ると、五貂五羊毫と書いてある。
いつから使い始めたのかはっきり覚えていないけれど、段位を取ってからは専らこれなので、かれこれ20年近く使っているのだろうか。
そう思うと、自分はこの筆に育ててもらったようなものかもしれない。
羊毛の柔らかさと筆峰の鋭さを併せ持っていて、この筆で線を引いた時の美しさは、なかなか他では出せない。
とは言いつつ、作品用というより競書用に使っている。

スマホから上手く投稿できず、写真も今ひとつです。





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