2020年を振り返る

 いつもの通り、一年の反古を積み上げてみた。
夏の台東書道展が延期になったのと、冬の書海社展の出品は見送ったので少ない。
Stay @ Homeと言われても、書道に充てられる時間が増えたわけでもなく、むしろ外出規制中に紙が切れそうになり、書く量が減った。
展覧会も延期、中止が相次ぎ、観に行く機会も減った。
つらつらとできなかった理由をあげつらっていても何も生み出しはしない。
新に始めたことで言うなら、毎月の臨書に元の 趙孟頫を始めた。
連綿も少なく、行書寄りではあるが、線の強さが魅力的である。
また、以前から気になっていた中国法書選の「龍門二十品」を買った。
試しに何文字か臨書してみたが、 書き方も線も全然異なる感じがした。
形だけは近づけられても、書けた気がしない。
まだまだ書ける書体が少ない、と思った。

今年も読んでくれた皆さんに感謝します。
 

 

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