清朝書画コレクションの諸相展

 
相変わらず騒がしい世の中で、展覧会も開催されたり中止になったりままならないのだけれど、書道博物館が再開したと聞いて訪問してきた。
本当は年初に東京国立博物館との連携企画だったが、非常事態宣言で中止になった展示のリベンジ企画である。
中村不折、高島槐安の収集品の中から、清朝のコレクションを展示している。
会期は6月13日まで、4月27日から後期展示になっている。
清朝は碑学派が隆盛した時代であり、本物の拓本が見れた。
訪れたのが4月18日だったため、ぎりぎりで前期展示を見ることができた。
その中でも、九成宮醴泉銘の石碑をそのまま写し取った全拓、淳化閣帖、敦煌で発掘された経本が見れたのが良かった。
残念ながらGW明けまで休館中だが、後期展示も楽しみである。
 

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