2022年を振り返る


今年も反古を片づけた。
今回の比較対象は角川の漢和辞典「新字源」である。
1年間でこの量は少ないような気もする。
前半は会社勤めが忙しく、体調を壊した時期もあった。
健康ということ、最近流行ってきている言葉でいうと、ウェルビーイングということにも考えをめぐらすことになった。
そんな中で、東京国立博物館と台東書道博物館の年間パスを購入し、いつでも気が向いた時に書や工芸品を観に行けるようになった。
ネットが便利になっていく中でも、本物に触れるタイミングを増やすことは大事なんじゃないだろうかと思っている。
ブログの記事にも書いたが、サードプレイスというものを探してみるというのも、今年始めたことの一つではある。
新しいことに挑戦したことでいうと、夏の台東展には2尺×8尺に112字を5行に詰め込んだ作品を書いた。
今までの40字や56文字の3行や80字の4行より、濃密な画面になるかと思ったがそれほどでもないので、まだまだ試行を繰り返すことになりそうだ。
いくつかの展覧会を観覧したうちでも、秋に行った「光を融かす器械 クラフトレンズTETTOR写真展」は、全く違うジャンルながら刺激を受けた。
そこで今さらながらデジカメが欲しくなり、中古のミラーレス一眼カメラを手に入れた。
そして、このブログの記事も、書だけでなく表現や思考にかかわる記事を増やしていくことにした。
書についての興味は尽きないが、書だけでなく表現としてのブログにしようと思っている。
最後にブログを読んでいただいた皆さん、展覧会等でお世話になった皆さんに感謝します。

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