改札を出てからほぼ日陰は無いのだけれど、木立を抜けてくる風が少し涼しいように思った。
右手に噴水広場とその向こうの東京国立博物館を横目に見ながら、東京都美術館の裏口へと向かう。
通常の観覧であれば9:30の開門を待つのだが、展覧会の準備の場合、開門前に裏口から館内に入ることができる。
今日は作品の搬入、審査を行う。
通常の書作品は、表具店にて裏打ち、表装を行うため、大手の表具店が一括で搬入を行うのが大半なのだけれど、個人で特別な表具店で表装を行って搬入を行う方もいる。
展覧会場の地下には、関係者のみ立入可能な作業スペースがあり、奥に見える部屋が審査室となっている。
これは既にいくつかの作品が搬入された状態である。作品の搬入は午前中に完了した。
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