第72回 台東書道展(準備)

 
上野駅で降りて、公園口から北西にほぼまっすぐ歩いていくと、東京都美術館がある。
改札を出てからほぼ日陰は無いのだけれど、木立を抜けてくる風が少し涼しいように思った。
右手に噴水広場とその向こうの東京国立博物館を横目に見ながら、東京都美術館の裏口へと向かう。
通常の観覧であれば9:30の開門を待つのだが、展覧会の準備の場合、開門前に裏口から館内に入ることができる。
今日は作品の搬入、審査を行う。
通常の書作品は、表具店にて裏打ち、表装を行うため、大手の表具店が一括で搬入を行うのが大半なのだけれど、個人で特別な表具店で表装を行って搬入を行う方もいる。
展覧会場の地下には、関係者のみ立入可能な作業スペースがあり、奥に見える部屋が審査室となっている。
これは既にいくつかの作品が搬入された状態である。
作品の搬入は午前中に完了した。
いつも昼は美術館内の上野精養軒が経営するレストランで食事を摂るのだけれど、なぜか今日はものすごく混雑していた。
レストランとは別にカフェもあるため、今日はこちらでカレーをいただいた。
午後からの審査も滞りなく、教育部、一般部の順に受賞作品がそれぞれ決まった。


会期は以下の通り。
皆様のご来場心よりお待ちいたしております。






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